胃が悪い・胃腸が弱い人|胃に良い習慣と悪い習慣

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生まれつき胃腸が弱いという人がいます、また働き過ぎや、ストレスで胃が弱くなって思うように食べられないという人もいます。
このような人は、食事を見直すことで改善することも有ります。

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胃の働きと消化活動

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一口に消化と言っても人間を始めとする動物の働きは結構複雑です。
食べ物の消化に関わる器官は、入り口である口から出口までに、口、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸、肛門と大雑把に分けてもこれだけの消化器官の中を通ります。
当然、これらの各器官によって違う役割を持っています。
口はい食べ物の入り口で、歯と唾液によって食べ物を消化しやすい大きさにすると役割が有り、食道は胃に入る道と同時に待機場所でも有ります。
胃は、胃酸によって主にタンパク質を分解し、十二指腸でさらに分解されます。
小腸では炭水化物なども分解され、栄養として吸収されます。大腸では、繊維質の発酵と水分の吸収が行われ残りが直腸、肛門へと進み排出されるようになっています。

消化にかかる時間は食べ物によって違う

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口から入って腸で消化吸収されるまでの消化にかかる時間は一様では有りません。
消化器官によって役割が違うように、食べ物によって消化のされ方が違うため、かかる時間も違ってきます。
消化が早いのは、果物で20分から30分位です。ただアボガドやバナナはこれより長くかかります。
野菜類は30分から1時間と言われていますが、ゴボウなどの食物繊維の多い根菜類はもっと長くかかります。
ご飯やパン、うどんなどの炭水化物は2時間から3時間くらいかかりますがお粥のように柔らかいものはもっと速く、またご飯よりパンの方が少し早いようです。
消化に時間がかかるのはお肉類で速くて2時間、遅いものは12時間?24時間などと言われています。
特に脂肪分の多いものや脂っこいものは時間がかかるようです。

飲み物の消化時間はどれくらい?

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飲み物も、水だと食道や胃を殆ど素通りして小腸に達し、30分ほどで吸収されます。
糖分が含まれると胃を通過するのに時間がかかり、ジュースなどはもう少しかかる様です。
牛乳は完全に消化されるまでに12時間かかります。牛乳に含まれる乳糖は分解され難く、人によっては乳糖を分解する酵素を持たない人もいます。乳糖の分解酵素ラクターゼを持たない人や少ない人は日本人に多く、「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてダメ」という人がいるのはこのためです。

胃腸に負担をかけない生活のポイント

胃腸が弱いからと言って柔らかいものばかり食べていては体によく有りません。
消化に時間のかかるお肉類も体には大切な栄養素です。
また消化には意外にエネルギーが必要です。
食事をした後すぐに走ったりすると横腹が痛くなったりするのは誰もが経験が有ると思います。これは消化に必要なエネルギーが筋肉の運動に使われてエネルギー不足になったため、体が悲鳴を上げているわけです。
食べ物が胃に留まっている時間は食べ物によって違いは有りますが平均3時間ほどだそうです。
本来ならスペインのシエスタの様に食後数時間休養を摂るのが良いのでしょうが日本ではそうも行きません。それでも、食後はできるだけゆったり過ごしたほうが、胃腸には良いでしょう。
また消化器官の中に食べ物が残っているうちは、体は休んでも消化器官は休めません。
ですから、夜の食事の後にすぐ寝てしまうと翌朝に胃腸の調子が悪くなる原因になります。夜の食事は寝る2時間以上前に済ませるのが理想です。

胃にやさしい食事の方法

胃腸が弱い人は食事の際にも少し気をつけましょう。
食事の時、いきなりお肉や硬いものを食べるより、スープや味噌汁などを少し飲んで先にいにウォーミングアップをさせてやると胃の働きが良くなります。
汁が無い時は柔らかい消化に良いものを先に食べると良いです。
また、よく噛まずに飲み込むように食べる人がいますが、これもよく有りません。
よく噛んで食べることは、消化を助け、胃の負担を減らすことになります。
また早食いも同じことですので、食事の時間は出来る限り余裕を持たせるようにすることが胃に優しい食べ方です。

この様に、時間に追われる現代人には難しいかも知れませんが、食事の時間とその後くらいは、ゆったりと過ごせるようにしてみてはいかがでしょう。

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